
この時期の雑木林は、虫が少なく散策に最適ですね。もう少しすると蚊の襲撃を受けるようになるので、のんびりと歩くには今の時期が一番です。
この場所は炭作りのための原料として過去に雑木林が伐採された場所です。伐採された木の切り株からは新たな芽が出て、再び緑濃い雑木林へと成長しています。また一度地面まで日の光が届いたことによって、新たな若木が成長しているのもわかります。
人の手が加わることで、この雑木林は健全な状態を維持しています。人が自然と共存している代表的な場所が、里山、雑木林です。
一度でいいので、自然に興味のない都会暮らしの方には、その環境を体感していただきたいなと思います。きっと自然への関心が変わると思うのです。

またこの時期の雑木林では、写真のヤマツツジがとても綺麗です。市街地で見かける植栽のツツジよりも花は小柄ですが、色鮮やかな赤い花が緑の中ではとても目立ちます。

雑木林の林床ではホウチャクソウが咲いていました。
あまり目立たない花ですが、よく見るととても可愛い花です。

今回一番の目的はこのイチリンソウを見ることでした。
毎年この場所では群生して見事だったのですが、残念なことに今年は二株しか見ることができませんでした…。
初め花期を逃したかな?と思ったのですが、よく探しても株自体が見当たらないんです。考えたくはないのですが、盗掘されてしまった可能性もありそうです。またこのそばで毎年咲いていたキンランも今年はありませんでした。
もうあの群生を見ることはできなくなってしまいました。残念でしかたありません。